チケットへの通常の添付ファイルは、かなり複雑でランダムな添付トークンを持つURLを使用してセキュリティを確保していますが、逆にURLとトークンがあれば誰でも見ることができます。このタイプのセキュリティに頼っていると、メール通知が意図したエンドユーザー以外に誤って転送されたときに、機密情報が誤って公開されてしまう可能性があります。
チケットに機密情報が含まれる文書(特にパスポートや運転免許証などの身分証明書)が添付されている場合は、プライベート添付ファイルを有効にすることができます。このタイプのセキュリティを有効にすると、エージェントやエンドユーザーが添付ファイルを表示しようとする際にサインインが求められます。
プライベート添付ファイルを有効にする場合には、以下の点に注意してください。
- プライベート添付ファイルは、Guideがアクティブになっている場合にのみ使用できます。Guideがアクティブになっていない場合にプライベート添付ファイルを使用すると、エンドユーザーは認証を受けることができないため、添付ファイルをダウンロードすることができません。
- プライベート添付ファイルを有効にすると、サインインしていないユーザーのインライン画像が無効になり、エージェントと管理者がSupportのUIでインライン画像を追加することもできなくなります。
- 添付ファイルがチケットに関連付けられると、ファイルはチケットへのアクセス権を持つユーザーにしか表示されなくなります。
- Zendeskエージェントワークスペースでは、プライベート添付ファイルの設定はオンラインチャット中にやりとりされる添付ファイルに適用されますが、Webメッセージング、モバイルメッセージング、およびソーシャルメッセージングでやりとりされる添付ファイルには適用されません。
- プライベート添付ファイルは現在、Webメッセージングとモバイルメッセージングでは使用できません。
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