デフォルトでは、Zendeskにサインインすると、「ユーザーアクティビティ」が続いている限り、セッションは有効のままになります。また、デフォルトでは、非アクティブ状態が8時間続くとセッションがタイムアウトします。
- ユーザーアクティビティは、「Zendeskのユーザーインターフェイスで明示的にクリック操作を行うこと」、または「アプリケーションによってバックグラウンドで情報を自動的に取得されること」と定義されます。情報の自動取得は、Zendeskのインターフェイスを最新の状態に保つために頻繁に行われますが、すべてのZendeskページで均一に行われるわけではありません。
- Zendeskタイムアウトのカウントダウンは、ブラウザを閉じるか、Zendeskのセッションを実行しているブラウザタブを終了すると開始されます。カウントダウンは、コンピューターをスリープ状態にしたり電源を切るときに開始することもできます。設定されたタイムアウトに達すると、Zendeskはサインインセッションを終了します。Zendeskを使用するには再度サインインする必要があります。
非アクティブ状態が8時間続いてもタイムアウトにならないようにするには、Zendeskの認証時に「サインイン状態を維持」チェックボックスをオンにします。
「サインイン状態を維持」を選択すると、再度サインインする際に使用されるCookieが設定されます。このCookieは、2週間以内に使用しないと有効期限が切れます。 すなわち、使い続けていれば有効期限は切れません。
「サインイン状態を維持」が選択されていない場合は、非アクティブ状態が8時間続くと、デフォルトでセッションが期限切れになります。
他にも技術的な違いやエッジケースがありますが、要はユーザーがアクティブである限りサインアウトはされないということです。非アクティブな状態で、「サインイン状態を維持」を選択していない場合、セッションは8時間維持されます。非アクティブな状態で、 「サインイン状態を維持」を選択した場合、セッションは2週間維持されます。
どのような設定をしていても、明示的にZendeskからサインアウトすると、個々のセッションはすぐに終了します。
セッションのタイムアウトに影響を与える可能性のある要因として、他には次のものがあります。
- パスワードを変更すると、「サインイン状態を維持」のCookieが削除されるため、セッションは8時間後に期限切れになります。それにもかかわらず、「サインイン状態を維持」を選択していれば、Zendeskはその選択を認識し、自動的にサインインします。
- Zendeskの管理者は、「サインイン状態を維持」を選択していないユーザーに対して、8時間でタイムアウトされないように期限を延長できます。それには、「詳細」>「認証」セキュリティポリシーで、カスタムセッションの有効期限を設定します。
ご使用のブラウザによって自動的にサインアウトする事象が発生する場合もあります。このタイプの事象は、ブラウザソフトウェアやキャッシュに起因する場合が多く、IEやEdgeではこのようなタイムアウトによるサインアウトが生じるケースが多々発生することで知られています。弊社ではGoogle Chromeをご利用を推奨しておりますので、お使いでない場合は、一度お試しください。
キャッシュとCookieをクリアすることも問題の解消に有効な場合があります。ブラウザの拡張機能を無効にしてソフトウェアのパフォーマンスを妨げる拡張機能があるかどうか確認してみることをお勧めします。
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