トリガは、チケットの作成または更新直後に実行される、管理者が定義したビジネスルールです。たとえば、トリガを使用すれば、チケットがオープンになったときにカスタマーに通知できます。また、チケットの解決時にカスタマーに通知するトリガを作成することもできます。
条件とアクションを定義します。条件とアクションを組み合わせて、ifステートメントとthenステートメントを作成します。たとえば、チケットに特定の条件セットが含まれている場合(if)、アクションによって必要な更新をチケットに加え(then)、必要な場合にはリクエスタやサポートスタッフにその旨を通知します。チケットプロパティ、フィールド演算子、チケットプロパティ値を使用して、条件ステートメントとアクションステートメントを作成できます。
条件には、「すべての」と「任意」の2種類があります。「すべての」条件では、文字どおり、すべての条件が真である必要があります。満たされない(真でない)条件がひとつでもある場合、トリガはそのチケットに対しては起動しません。
さらに、「任意」条件では、いずれかの条件が真である必要があります。たとえば、特定のいくつかのメールアドレスから送られてきたチケットに対してのみトリガを起動したい場合は、以下の例のように指定します。
この条件のいずれかが真である場合、トリガが起動します。「任意」セクションでひとつの条件のみを使用する場合、「すべての」と同じような挙動となり、トリガを起動するにはその条件が真である必要があります。
アクションステートメントも同じ形式で指定しますが、条件の真偽を検証するのではなく、以下の例に示すように、チケットプロパティを設定してメール通知を送信します。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。