ブラックリストとホワイトリストのルールを組み合わせて、対象とするユーザーを正確にアクセス許可またはブロックすることができます。このセクションでは、お使いのZendesk Supportにそのまま利用できる使用例をいくつか紹介します。
ドメインを承認し、他のすべてのユーザーを一時停止する
ホワイトリストにドメインを追加して特定のドメインにZendesk Supportへのアクセスを許可し、さらに、ブラックリストにワイルドカード(*)を追加して別のメールドメインのすべてのユーザーを一時停止することができます。以下の例では、ドメインmondocampcorp.comからのメールのみがアクセスを許可されます。
whitelist: mondocamcorp.com blacklist: *
複数のドメインからのアクセスを許可する場合は、複数のドメインをスペースで区切って入力します。以下の例では、ドメインmondocamcorp、mondocam、およびmondostoreからのメールはアクセスが許可され、それ以外のユーザーのメールはすべて一次停止にされます。
whitelist: mondocamcorp.com mondocam.com mondostore.com blacklist: *
ドメインは許可するが、ドメイン内の特定のメールアドレスを一時停止する
ホワイトリストに登録されたドメインのメールアドレスのうち、特定のメールアドレスをZendesk Supportにアクセスさせないようにするには、以下のように「suspend」とそのメールアドレスの前に追加します。
whitelist: gmail.com blacklist: * suspend:randomspammer@gmail.com
ドメインを許可するが、ドメイン内の特定のメールアドレスおよびドメインを拒否する
前の例と同様に、ブラックリストにメールアドレスを登録することで、特定のメールアドレスをホワイトリストに使用できないようにすることができます。その場合は、「reject」とそのメールアドレスの前に追加します。
whitelist: gmail.com blacklist: * reject:randomspammer@gmail.com
すべて許可するが、特定のメールアドレスおよびドメインを拒否する
上記例とは違い、特定のメールアドレスおよびドメインを除いて、すべてのユーザーが登録できるようにする方法もあります。すべてのユーザーを許可するには、ホワイトリストを空白のままにして、ブラックリストにユーザーを追加します。
以下の例では、 randomspammer@gmail.com および megaspam.com 以外のすべてのユーザーがZendeskにアクセスできます。ブラックリストで「reject」というキーワードが使用されているため、これらのアカウントからのメールはすべてブロックされ、Zendeskに記録されることはありません。
whitelist: blacklist: reject:randomspammer@gmail.com reject:megaspam.com
あらゆるチャネルからの特定のメールアドレスおよびドメインのサポートリクエストチケットを拒否する
メールアドレスまたはドメインをブラックリストに追加するだけで、特定のユーザーからのチケットを一時停止することができますが、メールチャネルを通して送信されたチケットにのみ有効になります。
他のチャネル(Chat、Twitter、Twitterの「いいね」など)から送信されたチケットも一時停止したい場合は、各メールアドレスまたはドメインの前に「suspend」と追加してください。
whitelist: blacklist: suspend:randomspammer@gmail.com suspend:megaspam.com
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